保育園という小さな世界であっても、世の中に起こっている一般的な人間関係の色々な出来事は同じようにたくさんあります。
今回は、保育士でよくあるシニア保育士に対する、みんなの見方を見てみましょう。
シニア保育士は、意外と動けるかも
経験のないシニア保育士
最近では、60代前後で、保育士の試験を受け合格し、今までとは全く違う業種からのシニア保育士もたくさんいると思います。保育士不足からシニア年齢の保育士も増えてきているようです。
初めての保育士の仕事は本当に覚えることがたくさんで、大変かと思います。ましてや保育業界が初めてならなおさらです。
子どもの名前もすぐには覚えられないし、親と子供の顔も一致しないことも多いです。洋服を間違えて着せたり、お給食の食べさせ方も、お昼寝のさせ方もきっとうまくできないでしょう。
そんな様子をシニアよりずっと若い保育士は、優しく教えてくれる事が多いようです。もちろん覚えが悪すぎると、さすがにはっきり言うでしょう。そうでなければ仕事が進みませんから。
はっきり言ってくれることに感謝しなければいけませんよね。多少厳しくても、自分のためですから。
元ベテランの管理職経験のシニア保育士
ベテランの管理職経験者、園長クラスのシニア保育士が、他の保育士の先生達が気を使わないように経験を隠して、着任した場合、そこでそのシニア保育士に対する態度で色々なことがわかります。
管理職経験のシニア保育士でも、時代に合った保育をこなすのは難しいです。
若い保育士の先生にとっては、シニア保育士は未経験でも経験者でも、同じように感じることがあるのだと思います。若者とは違う何とも言えない違い…
会社の社長が、変装してお客になったり、シニアアルバイトになったりして会社の実態を見るのと同じようなことが、そこでも起きています。
優しくサポートしてくれる事が多いので、仕事もはかどります。
シニア保育士は聞く立場にいるとうまくいく
若い保育士の先生とは年齢も、良い意味で経験も違うシニア保育士は、色々なことを思われていると言う事を納得して働いたほうが良いと思います。
何よりも聞く立場にいると自分のためにもなるし、相手のためにもなるようです。
聞く立場にいると、情報は入ってくるし、わざわざこちらから話をしなくても、相手から聞かれて話をする場面も出てくると思います。上手に自分の経験を教えることもできるわけです。
まとめ
若い年齢の多い保育士のなかで、数少ないシニア保育士は、いてくれて良かったと思ってもらえる事がとっても大事です。
自分の経験を押し付けず、聞く立場を自分の位置であることを認識すると人間関係が楽しいものになり、保育にもとっても良い影響が出てくるように思います。