デイサービスを利用したがらない方が多いとよく耳にします。一つの例として両親がデイサービスを受け入れた理由には、自宅にいて二人では対処できないことがあった時、周りにサポートしてくれる方がいると安心と思ったようでした。
自由に外出が出来なくなった時はデイサービス開始のチャンス
足腰が弱くなり夫婦一緒に散歩や買い物ができなくなり不安が増える
両親のどちらかが、歩行が困難になり、今まで一緒に買い物に出かけていたのにそれぞれが一人で外出または留守番が多くなってくるとちょっとした気持ちの変化が出てきたようです。二人一緒に何かやってもいいかな、と。
また、ある時部屋で転倒してしまい起こすのにかなり困ってしまったり、鼻血が出てしまいこれもまたどうしてよいかわからなくなってしまった事も、そんな時誰かがいてくれたら…という気持ちが大きくなっていたようです。
家族が勧めるより、ケアマネジャーや専門家に勧めてもらう
誰にも迷惑をかけたくない気持ちが強い昭和の世代の老両親。
自分でできる、という気持ちもとても強いです。本当に真面目でまっすぐな気持ちを持っていると思います。デイサービスの利用を家族が勧めてもなかなか納得しません。そんな時はふんわりと、ケアマネジャーの方や、訪問看護の方に勧めたもらうのもとてもよかったです。
家族で一緒にデイサービスを見学に行ってみる
ケアマネジャーにいくつかの希望申し出て、複数のデイサービスを訪問します。その中のどれが気に入ったかを両親自身に決めてもらう事にしました。とりあえず自分たちで決めたので早速一日トライアルで過ごしてもらいました。
感想を聞くと「ああいう所も悪くないね、意外と楽しい。」と前向きでした。
そうして、最初、デイサービスを勧めてから1年7か月たって両親二人でのデイサービスライフが始まりました。
まとめ
デイサービスの利用は、両親にとっても見守る家族にとっても安心できます。
食事、入浴、健康のチェックを専門家がみてくれるので本当に安心です。
両親二人、または一人で暮らすにあたっての不安が出てきた時、ケアマネジャーをはじめ専門家と見守る家族で一番良いタイミングが見つかれば、デイサービス利用への作戦をたてて進めていく事が大切だと思います。デイサービスの利用は今後、老人介護施設入居するときにも良い影響となってくると思います。